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低用量ピルの飲み方は?水以外と一緒に飲むのはだめ?

カプセルを持っている女性

低用量ピルは正しい方法で服用するかぎり、ほぼ100%に近い確率で避妊効果を発揮します。しかしながら服用方法を誤ると避妊に失敗したり不正出血が生じたりするので、飲み方には注意をはらう必要があります。

まず、低用量ピルには月経初日から服用を始めるDay1スタートピルと、月経がはじまった最初の日曜日から服用を開始するSundayスタートピルの2種類があります。両者の違いはSundayスタートピルを選択した場合は週末に月経がくることを回避できる点です。反面Sundayスタートピルを服用する場合は、最初の数日間から1週間程度は他の方法で避妊対策を講じる必要があります。

そして低用量ピルの仕様には大きくわけると2つのタイプがあります。まず21錠の錠剤を服用して1週間休薬するというもの。そしてもう一つは21錠低用量ピルを服用するのは同じですが、残りの7日間は偽薬を服用することになるのが特徴です。どうしてわざわざ偽薬を挟み込むのか、疑問をお持ちかもしれませんが、毎日定期的にピルを服用することを間違いなく習慣化するためです。自己管理に自信があるならわざわざ偽薬を服用するまでもないかもしれませんが、このあたりは自分にとってどちらがぴったりなのかを判断してチョイスするのがオススメです。

また、低用量ピルは妊娠を希望するまでは、避妊効果を維持するために毎日、服用を継続する必要があります。7日間の休薬期間は月経のためのものですが、基本的に服用は継続しなければなりません。最もいつのタイミングで服用するべきなのかは明確に規定されているわけではありませんが、飲み忘れを防止するために、毎日同じタイミングで規則正しく服用するべきです。決まった時間に服用するために、夕食後や就寝前など自分なりに確実なタイミングを設定すればいいでしょう。

ところでピルの飲み方ですが、十分な量の水と一緒に服用して、食道やのどの奥に引っかかることが無いように注意します。水以外の液体で飲んでも、特に問題はありません。特定の物質との飲み合わせで有効成分が体内で十分、吸収されないといった不具合の心配はありません。低用量ピルを服用しているときの、アルコール類などの服用も特に問題はありませんが、悪酔いするなどして嘔吐してしまうとピルに含まれる女性ホルモン類似成分が体内で十分に吸収されなくなり、避妊に失敗するリスクを抱えることになります。水以外で服用するのは特段、制限がないものの消化器に負担を与えるような生活習慣は低用量ピルの効果を減殺する可能性があるのは留意しておきましょう。

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